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ライディングポジションのセッティング

せっかくの自転車も、身体にあったポジションで乗らなければ、その快適性を発揮させることはできません。
変速機のメンテナンスと同様、シビアな調整を行いましょう。乗り慣れるにしたがってライディングポジションは必ずといってよいほど変化します。
ここでの説明はあくまでも基本形です。

  1. まず、ハンドルがまっすぐになっているかの確認を行います。
    ハンドルがまっすぐにセットされていないとサドルの高さも調整できません。ハンドルがまっすぐになっているかをチェックしましょう。
  2. クランク位置をペダルが下死点にくるようにしてサドルにまたがる。
    自転車に乗車した状態で、フレームのシートチューブの延長線上にクランク位置を合わせ、脚を乗せたままの状態を「下死点」と呼びます。
  3. 土踏まずの部分をペダルに乗せる。
    脚を自然に伸ばしてペダルの上に軽く土踏まずもしくは少し後ろのかかとの部分を乗せてみましょう。
    股下のサイズを測定することも忘れずに!
    股に5cmほどの本などをはさんで、足を約15cm位開きます。地上から股下までの数値に0.87をかけると「サドル高」が算出できます。

    <01bike.comからのセッティング>
    自転車に乗って走行する際、サドルの高さを決定するのに股下の長さが非常に重要です。
    全ての測定方法は、この股下寸法を測るところから始まりますので、正確に測ってください。割り出された「サドル高」とはBBシャフト中心からサドルの先端までの場所を指します。次にサドルの前後位置を決めるためにはヒザと「拇指球」と呼ばれる足のスイートポイントの関係を調べる必要があります。これをしっかり測定し、サドルの位置を決めておくなら、あとは微調整をすれば、最適で基本となるライディングポジションでの走行を楽しむことができるでしょう。快適に乗るために見逃せない重要な作業なので、必ず行うようにしてください。

  4. ひざの余リ具合でサドルの高さを決めます。
    やや余裕があるぐらいが基本です。この状態で脚がのびきらないで、やや余裕がある状態がいいでしょう。
  5. 4の後に足の親指の付け根である拇指球をペダルに乗せます。
    サドル位置が少し高く感じる方もおられると思います。その場合、少し低めにしてサドルを固定してください。
  6. ひざに少しの余裕があればペダリングはスムーズになります。
    ひざには余裕があっても両足のつま先が地面につくか、つかないかの高さになります。初めての人にとっては、かなりサドルが高く感じる人もいるでしょう。
  7. クランクを水平にして、ひざの中心とペダルが垂直線上にあるのがいい位置の目安。
    身体の中心に踏み込み位置がくるようにサドルの前後位置を調整するのが基本のセッティングです。人によっては個人差があるので一概に全ての人に当てはまるわけではありません。参考の一つとして覚えてください。
  8. サドルが低いとクランクが上死点にきたときに腹部が圧迫される。
    高さ調整が極端にできていないと、ペダリングも円運動になりません。こうなると、せっかくの自転車も台無しです。
    「お尻が弾んでしまう」「身体が左右に揺れる」などの症状が出ますので、その場合は再度サドル高のチェックを行ってみてください。
  9. アヘッドタイプのステムの高さは、スペーサーを入れ換えることで調整が可能。
    ハンドル位置も適正なライディングポジションをセッティングするうえで非常に重要です。最近の自転車はアヘッドタイプステムを使用しています。たいてい、スペーサーと呼ばれるものがはさんであります。それを上下に差し替えるなら、ハンドルの高さを調整することも可能となります。モデルや、乗り手によっては、ステムそのものを交換しなければならない場合もあります。
  10. ハンドルの位置も変更してみる。
    スペーサーは全てステムの上に移し変えることもできます。
  11. ブレーキレバーの取り付け角を合わせる。右画像のように、手首が返ってしまわないように注意。
    手首が返った状態(上向き)では、スムーズなブレーキング操作が出来ません。また、オフロード走行時では手首にショックを大きく受けるため、負担がかかります。腕と手首が水平になるように、しっかり角度を調整する必要があります。
  12. 腕の延長線上にブレーキレバーが自然にくるのが基本セッティング。
    横から見て腕と手首が一直線になっているポジションが、最も自然な状態でブレーキングができるので、腕や手首に負担が少なくて済みます。